このような疑問にお答えします。
- ブログでペルソナを設定する方法
- ブログ記事でペルソナ設定がなぜ必要?
- ペルソナ設定ができていることを確認する
ブログ記事を書く上で、ペルソナ設定というのはとても重要です。 ペルソナの設定がしっかりできていると、記事の精度も上がりアクセスもグンっと伸びてきます。
ペルソナとは?
ペルソナ(persona)とは、簡単に言うと、マーケティング業界で使われる言葉で、商品やサービスの具体的なユーザー像のことを言います。
似た言葉に『ターゲット』という言葉がありますが、こちらは『ペルソナ』より広い範囲で使われます。
企業がアンケートを取ったりするのも、『ペルソナ』に関係があります。
ターゲット: | 40代・男性・サラリーマン・既婚 |
ペルソナ: | 42歳・男性・既婚・千葉県在住・妻、長男8歳の3人家族・読書、映画鑑賞が趣味・週末は家族と近くの公園によく行く・副収入を得たいと思っているが、ネットで探している程度 |
このように、ペルソナはターゲットと比べるとだいぶ細かい設定になります。
ブログでは正直ここまでは細かく設定する必要はないです。
『ペルソナ』がどういったものか理解したなら、次にこれをブログにどう活かすかにすすみましょう。
ブログでのペルソナ設定方法
ブログでは、「ターゲット」では広すぎだし、
マーケティング用語の「ペルソナ」では細かすぎ。
難しく考えすぎずに、今から書こうとしている記事を知らなかった頃の自分を設定すれば、しっくりきますね。
ペルソナ=以前の自分
マーケティングの本などで詳しく調べると、『年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル...など、よりリアリティのある詳細な情報を設定する』ということですが、ブログではここまでの詳細は必要なし。
そんなに細かくやっていたら、ペルソナの設定だけで気持ち悪くなっちゃいます。
実際のところ、ここまで細かくペルソナ設定しているブロガーはいないのでは?
ブログのペルソナ設定は『イメージできる読者』くらいが無難です。
ブログ記事でペルソナ設定がなぜ必要?
google検索の上位に出てくるページは、検索キーワードから読み取れる『検索意図』が最も重要です。
たとえば、「東京 ワンルーム」と検索した場合、
googleは、「東京で一人暮らしするための物件探しかな?」と解釈して、東京の賃貸物件を表示します。
これが検索意図ですね。
ここでのペルソナは 『東京で一人暮らしをするためにワンルーム賃貸を探していた若いころの自分』
ところが、少しだけ違う「東京 ワンルームマンション」で検索すると、東京の購入物件が表示されます。
ここのペルソナは 『投資用に東京のワンルームマンションを探していた過去の自分』
ブログの記事というのは、読む人の悩みを解決することが目的です。
だから、まずはペルソナを設定し、そのペルソナが検索した意図を読み取る。
そして、ペルソナの悩みが解決される記事を書くことが大事なんですね。
googleが検索意図を読み取って検索結果を表示するので、それに合わせるのが大事
賃貸物件を探している人に、購入物件を紹介する記事を書いても読まれません。また、 購入物件を探している人に、賃貸物件を紹介しても読まれません。
誰がどういった情報が欲しくてそのキーワードで検索したか
というのが重要なんですね。
こういった理由で、読む人に役に立つ記事を書くには、ペルソナの設定が重要なんです。 その記事を読んだ人が解決してスッキリするような記事を書くことを意識しましょう。
ブログでペルソナを作成する手順
ペルソナを作成する手順
手順1.キーワードを決める
手順2.読者をイメージする
手順3.読者の目的を読み解く
順番に解説していきます。
手順1.キーワードを決める
まずはキーワードの設定からです。
キーワードを決めることは、記事の目的を決めることになるので、最重要です。 これがないと、ペルソナも決めようがないですね。
キーワードを決めた後に、読者をイメージします。
手順2.読者をイメージする
上記の「東京 ワンルーム」を例にすると、当時の自分がクッキリ目に浮かびます。 実際は、もっと狭いエリアで探してましたが、何を考えてどういう目的で、どういった物件を求めていたかがイメージできます。
手順3.読者の目的を読み解く
読者がイメージできると、その読者がキーワード検索した時に、どういう目的で何を求めて検索したか意図がわかりますね。
「東京 ワンルーム」での検索の場合は、東京のワンルームの賃貸物件が見たいわけなので、実際にSUUMOやホームズなどの賃貸物件サイトが表示されています。
ペルソナ設定のとおり、検索意図を読み取った、解決に導く記事を書けばOKです。
キーワードを決める
キーワードをグーグルで検索してみて、検索結果のページを見てみると、検索意図が読み取れます。
ペルソナを設定
キーワードが決まったら、そのキーワードを検索している時の『過去の自分』をイメージします。
どんなことを悩んでいて、どんな考えていたか、気持ちを汲み取りましょう。
検索意図を読み取る
ペルソナの悩みを解決できるように、検索意図を理解したお悩み解決記事を書く
ペルソナ設定ができていることを確認する
ペルソナ設定ができたら、それが間違っていないかチェックをしましょう。 チェックは、検索エンジンで狙ったキーワードを検索してみます。 googleが認識してくれるまで、数か月かかる場合もありますので、その間は他の記事の執筆を進めて、しばらく経ったら検索してみましょう。
ブログのペルソナ設定の仕方について解説しました。 しっかりとペルソナ設定をして、検索意図を読み取った問題解決記事を書きましょう。